テーマ別研修・基本プログラム

パワーハラスメント防止研修


  対  象  者  管理者、中堅社員(入社6年目以上程度の一般職)  
  基本時間  4時間  
  研修形態  基礎理論の講義、演習、フィードバック講義で構成。  
   演習形態は、割合が高い順に  ①グループ演習  ②個人演習
 

  ▮研修のねらい

パワハラ防止に向け、心構えをつくります。また、パワハラの定義などの基本を確認します。そのうえで、コミュニケーションを図る際の留意点を理解します。

  • パワハラが及ぼす個人や組織活動への影響を確認し、パワハラ防止の重要性の認識強化を図ります。また、事例等に基づきパワハラの定義などの基本を理解します。
  • パワハラを起こしてしまう原因を確認し、対処のポイントを理解します。また、目指すべきコミュニケーションの水準を確認したうえで、コミュニケーションを図る際の留意点を理解します。そのうえで、コミュニケーション力強化を図ります。
  • 自身や職場の状況を振り返り、改善点を検討します。

  ▮研修プログラム

 

4時間コース

 
 

1.オリエンテーション

 

2.パワハラ防止の必要性

(1)関係の質と組織活動の関係性

  ~生産性向上の基礎的条件

(2)コミュニケーションの影響

 

3.パワハラの理解

(1)パワハラの類型

2)パワハラの定義

  ~パワハラの3要件

(3)持つべき心構え

(4)目指すべきコミュニケーションの水準

4.パワハラ防止の留意点

(1)怒るな叱れ ~業務上必要な範囲とは

(2)怒った時の対処方法

(3)責めるな叱れ

(4)人格を否定しない

(5)過ちを認める

(6)コミュニケーションでカバーする

 

5.関係の質を高めるコミュニケーションの基本

(1)挨拶や返事の大切さ

(2)対話の基本

 

6.まとめ ~自身や職場の改善点

 

演 習 の 一 部 紹 介

コミュニケーションの影響を考える演習

コミュニケーションが及ぼす組織活動の影響を考え、関係の質を高めることの重要性を確認します。

演習(部下の質問) ※こちらの無断使用はお断りいたします。

3年目の佐藤さんが仕事をする中で、進め方の認識に曖昧な点が生じた。

「あれ・・・、これどうやるんだっけ。前にも2回ぐらい教えてもらったんだけど・・・」

メモを確認したが、それでも曖昧さは払しょくできなかった。”しょうがない確認するか”と上司のもとに行き質問した。

 

質問を受けた上司は「え...また?」と顔をしかめた。そして質問に答えた。

 

【設問】上司の対応によって生じる影響を挙げてください。また、このような対応となった理由を推察してください。

パワハラの定義を確認するための演習

幾つかの事例に基づき、パワハラに該当するかを考えていただく演習です。

事例①(部下の受け止め)一部のみ掲載 ※こちらの無断使用はお断りいたします。

田中課長は、部下の佐藤さんから報告を受けた。佐藤さんは、

「山本さんが、手順書を見ずに〇〇作業を進めていました。そして、一緒に作業をしていた若手の松山さんに『手順書を見なくても作業できるだろう』と言っていました。手順書を確認しながらの作業がルールですので、一応報告したほうがよいと思って・・・」と言ってきた。

~中略

山本さんはその事実を認めた。

田中課長は「そのような姿勢では〇〇作業を任せることはできない。後輩にも悪影響だ」と厳しく注意した。

山本「すみません。以後気を付けます」

田中「前も同じように言っていたじゃないか。とにかく、当面は〇〇作業から外れてもらう」(強い口調で)

山本「・・・わかりました」

~中略

翌日、田中課長は部長から呼び出された。

部長「山本さんが、田中課長からパワハラを受けたと言っている」

田中「えっ・・・」

~以下省略

 

【設問】上記の3つの事例はパワハラに該当すると思いますか。(※事例②③は省略しております)

研修のカスタマイズ

  • 現在の問題点(職場の状況、人間関係、部下指導の問題など)などをお教えいただければ、問題解決につながるよう、できる限り対応いたします
  • 管理者研修や中堅社員研修のワンセクションに加えることもできます。

研修プログラム

PICK UP これまで作成したカスタマイズ研修の一部です。汎用性の高いものをご紹介いたします。是非、ご検討ください。


基本プログラム 改良を重ねた下記の基本プログラムをベースに、育成ニーズやご要望を満たすカスタマイズ研修を創り上げます。

 階層別研修プログラム


パンフレット(別画面で表示されます)

PDCA行動変革支援


研 修 実 施 要 領

お問合せから実施までの流れ、研修費用等については、こちらをご確認ください。

お 問 合 せ

お問合せ画面またはメールかお電話でお願いいたします。

メール info@jinzai-forest.jp

TEL   011-206-0135

まずはリモート(オンライン)でお話をさせていただくことも可能です。