階層別研修・基本プログラム

若手社員研修


  対  象  者 若手社員(入社3~5年目程度)  
  基本時間 14時間  
  研修形態 基礎理論の講義、演習、フィードバック講義で構成。  
  演習形態は、割合が高い順に  ①グループ演習  ②個人演習  

  ▮研修のねらい

職務遂行に求められる基本姿勢と基礎能力のステップアップを図ります。

  • チームワークの発揮や組織力向上に向けて求められる行動を確認します。そのうえで、その行動に求められる姿勢の強化を図ります。結果重視・役割重視の姿勢の強化(責任性)、後輩や同僚をフォローする姿勢の強化(協調性)、業務改善や自己啓発への取り組み姿勢の強化(積極性、向上心)を図ります。
  • 仕事の効率向上とミス防止に向けた業務改善力を強化します。効率化の着眼点、改善に結び付けるための発想転換を身に付けます。また、ミス防止に向けて求められる姿勢と改善の実践ポイントを理解します。そのうえで、自身の仕事や職場の改善を検討します。
  • 日常業務と業務改善を両立させるための仕事の管理を身に付けます。また、タイムマネジメントの実践ポイントを理解し、時間効率向上に向けた自己ルールを検討します。
  • ビジネスコミュニケーションの基本スキルである "説明力と説得力" の強化を図ります。また、組織の生産性が高まる報告・連絡・相談の実践ポイントを理解します。 

  ▮研修プログラム

  14時間コース(2日間)
  1.オリエンテーション

 

2.自身に求められる姿勢と行動

(1)仕事の成果を高めるための考え方

(2)チームワークの発揮

  ①責任性発揮のポイント

  ②協調性の望ましい水準

(3)組織力の向上

  ①組織力向上への貢献

  ②積極性と向上心

 

3.業務改善の実践

(1)ミスの防止

  ①ミス防止の推進に求められる姿勢

  ②ミス防止の改善力の強化

(2)仕事の効率化

  ①効率化の推進に求められる姿勢

  ②改善の着眼点と改善策策定のポイント

(3)改善策の検討

  ①仕事や職場の改善点を見いだす

  ②改善策を検討する

 

4.効果的な仕事の管理

(1)日常業務と業務改善の両立

(2)タイムマネジメントの実践

  ①時間効率を高める仕事の管理

  ②集中力が高まる管理のポイント

  ③自己ルールの策定

 

5.ビジネスコミュニケーションの実践

(1)説明力の強化

  ①総論と各論  ②ナンバリングとラベリング

(2)説得力の強化

  ①論理の基本形 ②理由付けの強化法

(3)組織効率を高める報告・連絡・相談

  ①求められる自立的行動 ②報連相の本質

演 習 の 一 部 紹 介

時間効率向上に向けたルール策定演習

時間効率向上に向けた”仕事の管理”と”自身の管理”のポイントを理解したうえで、自己ルールを策定します。行動定着を後押しするため、スタンプカードを作ります。
演習(時間効率向上に向けたルールの策定) ※こちらの無断使用はお断りいたします。
 

ルール

「                      」

 

修正ルール

「                      」

 

結果/成果

「                      」

 

   
               
               
               
               
               
                             

説明力の強化を図る演習

総論と各論による構成を理解したうえで、わかりやすく説明するトレーニングを行います。

演習(課長への報告)一部のみ掲載 ※こちらの無断使用はお断りいたします。

総務課のあなたは(田中さん)は、上司である佐藤総務課長からの指示で、明日の課長会議の準備を進めていた。すると、営業課の水谷課長から内線電話が入った。

 水谷

 田中

 水谷

 

 田中

 水谷

佐藤課長はいる?

すみません。外出しており、夕方に戻る予定です

そうか・・・。実は急に常務から、明日、取引先A社に同行するよう指示を受けてね。場所が室蘭で、会議の時間までに戻れない。だから、明日は欠席になる

そうですか・・・、それでは仕方ないですね。佐藤課長には私から伝えておきます

じゃあ、よろしく。ちゃんと事情も伝えておいてね

 

引き続き準備を進めていると、山田総務部長が駆け寄ってきた。

 山田

 田中

会議資料だけど、まとめっている?

はい、まとまってます

~中略
 山田 「佐藤課長に報告する際に、今の事情も説明しておいてくれ」

 

【設問】佐藤課長が戻ってきました。一連の報告をしてください(2分間でまとめてください)。

論理立てる力を強化するミニ演習

反論の基本を理解したうえで、論理的に説明するトレーニングを行います。

演習(後輩の反論)一部のみ掲載 ※こちらの無断使用はお断りいたします。

~前半省略

作業現場において、きちんとヘルメットを着用しない後輩がいる(着けたり、外したり)。

そこで、その後輩を指導した。

 あなた

 後 輩

ヘルメットをしっかりと着用するようにね

ケガをするのは本人なので、個人の自由でいいんじゃないですか

【設問】後輩の論理の不備を指摘したうえで、正しい結論を論理立てて説明してください。

研修のカスタマイズとフォロー

  ▮研修プログラムのカスタマイズについて若手社員研修の実施事例を併せてご参照ください)

  • 若手社員の問題点(仕事の姿勢、コミュニケーションなど)や職場の問題点(チームワーク、上司の指導状況など)をお教えいただければ、問題解決につながるよう、できる限り対応いたします
  • 『タイムマネジメントに重点を置いて欲しい』『説明力の強化に重点を置いて欲しい』『挨拶や返事、話しの聴き方などのマナーや対外的なビジネスマナーを加えて欲しい』『わかりやすい文書の書き方を加えて欲しい』などのご要望がございましたら、研修効果や全体のバランスを踏まえたうえでプログラムをカスタマイズいたします。
  • 1日コースへのカスタマイズも可能です。

  ▮研修後のフォローについて

  • ご要望に応じて、事後課題 ”行動改善・業務改善計画書の策定” をご用意いたします。
  • ご要望に応じて、フォローアップ研修(行動の振り返り、研修の復習、能力強化、今後の課題形成)を実施いたします。

 詳しくは、研修後のフォローのご案内をご覧ください。

研修プログラム

PICK UP これまで作成したカスタマイズ研修の一部です。汎用性の高いものをご紹介いたします。是非、ご検討ください。


基本プログラム 改良を重ねた下記の基本プログラムをベースに、育成ニーズやご要望を満たすカスタマイズ研修を創り上げます。

 階層別研修プログラム


パンフレット(別画面で表示されます)

PDCA行動変革支援


研 修 実 施 要 領

お問合せから実施までの流れ、研修費用等については、こちらをご確認ください。

お 問 合 せ

お問合せ画面またはメールかお電話でお願いいたします。

メール info@jinzai-forest.jp

TEL   011-206-0135

まずはリモート(オンライン)でお話をさせていただくことも可能です。